ICタグは特徴によって使い分け!ー 積層タグ・金属対応タグ・リネンタグの紹介 ー

ICタグは特徴によって使い分け!ー 積層タグ・金属対応タグ・リネンタグの紹介 ー

アパレルショップや家電量販店、書店などで目にする機会が増えているICタグ。商品の入出荷管理や棚卸し、レジ作業にかかる手間を削減する目的でICタグが使われています。また、こうした店舗内における商品管理にとどまらず、社内の多様なモノの管理の場面でもICタグを導入する企業が増えてきています。
そこで今回の記事では、ICタグで棚卸し作業の効率化ができる理由と、ICタグの中でも少し変わった特徴を持つ「積層タグ」「金属対応タグ」「リネンタグ」の3種類のICタグをご紹介します。
ぜひ皆さまの会社の物品管理の参考にしてください。
 

■なぜICを使うと棚卸し作業を効率化できるの?

ICタグには以下の特徴があります。

  • 複数のタグを一括で読み取ることができる
  • タグが陰に隠れている状態でも読み取りができる
  • 離れた場所から読み取りができる

従来の棚卸しでは、物品リストと現物を目視で確認し、1つずつ照合していきます。バーコード付き管理ラベルを利用した場合でも、物品に貼付してあるバーコードを1つずつスキャナで読み取ることになります。そのため、物品数が多いとその分現物確認の作業に時間がかかってしまいます。
一方ICタグを利用した場合には、離れた場所から複数のタグを一括で読み取ることができるため、棚卸しの時間を短縮することができます。

またICタグを使う事で、棚卸し作業は目視でのチェックからタグを読み取るだけの作業に変わります。そのため、物品チェック漏れや見間違い・転記ミスなどのヒューマンエラーを防ぎ、棚卸しの正確性を高めることもできます。
 

 参照リンク : 業務効率改善!ICタグを活用した備品管理方法まとめ

 

■ICタグは特徴によって使い分け

それではICタグの中で「積層タグ」「金属対応タグ」「リネンタグ」はどのような特徴があるのでしょうか。
それぞれのタグの特徴と適している貼付対象を見ていきましょう。
 

・積層タグ : ICタグ同士が重なっていても読み取りが可能

積層タグは契約書などの重要文書管理に適しているICタグです。
通常のICタグの場合、タグ同士が重なっていたり近接したりすると、電波の干渉が起きて読み取りができなくなることがあります。そのため一般的なICタグは、文書などの管理には不向きです。しかし積層タグを使えば、タグ同士が重なっていても読み取りが可能になります。

物品管理クラウドサービス「Convi.BASE(コンビベース)」では、こうした積層タグを重要文書や契約書に貼付することで、定期的な棚卸し、貸出し・返却管理などに利用できます。
 

 

・金属対応タグ : 金属製品に取り付けても読み取りが可能

通常ICタグは、金属製品に取り付けると金属の影響を受けてしまい読み取りができなくなります。金属製品の管理にICタグを利用する場合には、金属対応タグを選びましょう。

金属対応タグには、

  • タグ自体に厚みを持たせて金属面との距離を作ることで読み取りを可能にするタイプ
  • 貼付している金属製品自体をブースターアンテナ化して読み取りを可能にするタイプ

があります。

こうした金属対応タグを、パソコンやサーバーなどのIT機器・計測器などに貼付することで、棚卸しや持出し・返却管理を効率化することが可能です。工具に取り付けが可能な超小型金属対応タグもあります。
 

 参照リンク : 工具管理が激変!管理担当・現場担当どちらも納得の方法とは?

 

・リネンタグ : クリーニングによる洗濯・脱水・乾燥・アイロンなどへの耐久性、耐熱性がある

一般的なICタグは、洗濯や脱水などを行うと、熱や圧力により壊れてしまい読み取りができなくなってしまいます。一方、リネンタグはクリーニングによる「洗濯」「脱水」「乾燥」「アイロン」などへの耐久性、耐熱性があります。その名の通り、リネンの管理に使われる他、作業着・制服・貸衣装などの管理に利用されています。
リネンタグには布製またはゴム製で柔軟性のあるタイプや、樹脂でコーティングされ強度の高いタイプなどがあります。

取り付けは、

  • アイロンの熱で取り付ける(熱圧着)
  • 直接縫い付ける
  • 袋状にした布にリネンタグを入れて、取り付けたい衣類等に縫い付ける

などの方法があります。
取り付け対象が衣服の場合には、襟や袖口裏などの見えにくい場所に取り付けるケースが多いようです。
 

<まとめ>

・積層タグ
特徴:ICタグ同士が重なっていても読み取りが可能
管理対象:契約書・機密文書 など

・金属対応タグ
特徴:金属面に貼付しても読み取りが可能
管理対象:パソコン・サーバーなどのIT機器・計測器・工具

・リネンタグ
特徴:クリーニングによる洗濯・脱水・乾燥・アイロンなどへの耐久性がある
管理対象:リネン・ユニフォーム・作業着・制服・貸衣装 など

 
 
◆◆さて、いかがでしたでしょうか。
特徴を理解して使うことで、より効果的な備品管理を実現することができます。
ICタグを使った物品管理にご興味がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
このブログが皆さまの「モノの管理のヒント」になれば幸いです。

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