要チェック!RFID利用に必要な申請って?

要チェック!RFID利用に必要な申請って?

物品管理を効率化するためにRFIDの技術を取り入れる会社が増えてきています。
RFIDとは電波などを使った無線通信によって情報をやりとりする技術全般のことで、物品管理に使われることの多いICタグもRFID技術のひとつです。
このRFIDですが、使用する電波の強さによって電波法に基づいた申請が必要になるケースがあります。そこで今回の記事では申請の種類について紹介します。ぜひ皆様の物品管理にお役立てください。

※電波には様々な周波数があり、それぞれの周波数帯で手続きの方法が異なります。そのため本記事では物品管理の現場で使われることの多いUHF帯リーダライタの利用に必要な申請について取り上げます。
 

■無線局の種類 ≪構内無線局と陸上移動局≫

無線局には様々な種類がありますが、UHF帯RFIDの利用で申請する無線局は【構内無線局】【陸上移動局】の2種類です。

リーダライタの中には電波出力が250mW以下の「特定小電力型」と呼ばれるものもあり、このタイプを利用する場合には利用申請等の手続きは不要です。

  • 構内無線局
  • 1つの構内(たとえばビル内や工場敷地内)などの限られた場所での利用の際に使われる無線局です。

  • 陸上移動局
  • 構外での利用ができる無線局です。
    これまでUHF帯RFID等の無線設備ではこの陸上移動局での申請ができませんでしたが、平成31年3月の法改正により可能になりました。これまでは、利用場所が変わる(例えば、1つのリーダを使って東京本社と大阪支社で棚卸しを行いたいなど)場合には変更届を出す必要がありました。しかしこの法改正により異なる場所での利用ができるようになりました。

 

■機器や利用方法で申請の種類が変わる

構内無線局、陸上移動局はそれぞれさらに【免許申請】【登録申請】に分かれます。
この【免許申請】【登録申請】は利用するリーダライタのタイプによってどちらに申請するかが決められています。

いくつか違いがありますが、大きな違いとして

  • 免許申請:キャリアセンスが不要
  • 登録申請:キャリアセンスが必要

という点があります。
キャリアセンスとは、他の無線局に混信を与えないようにする混信回避機能のことです。リーダを購入する際にはこの機能の有無もしっかり確認しましょう。
 
 
◆◆ さて、いかがでしたでしょうか。
利用申請手続きはリーダライタのメーカーではなく利用する法人で行う必要があります。導入前に自社の運用や利用機器などをしっかりと確認し、手続き漏れのないようにしましょう。
申請書フォーマット等は総務省「電波利用ホームページ」をご確認ください。また、申請についての詳細情報は各リーダライタメーカーのホームページやマニュアル等をご確認ください。

ICタグを使った物品管理について、気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。

このブログが皆さまの「モノの管理のヒント」になれば幸いです。

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