カメレオンコードの導入事例一挙公開。作業効率が劇的に進化する?

カメレオンコードの導入事例一挙公開。作業効率が劇的に進化する?

皆さまは「カメレオンコード」をご存知でしょうか?
従来のバーコードはモノクロですが、カメレオンコードは色のブロック配列により情報を表現します。この記事では、実際の導入事例に触れながら、次世代2次元カラーバーコード「カメレオンコード」で何ができるのかを紹介します。

■カメレオンコードとは

カメレオンコードとは、株式会社シフトが開発した2次元カラーバーコードの一種です。シアン(青)、マゼンダ(赤)、イエロー(黄)、ブラック(黒)の4つの色の組み合わせにより、高速かつ高精度に複数認識ができます。カメレオンコードでは、各点が「色」という情報を備えているため、その情報を組み合わせたコードは、従来のバーコードやQRコードよりも多くの情報を盛り込むことができます。また、市販されているパソコンやカラープリンターをそのまま使えるなど多くのメリットを備えています。

 株式会社シフト : http://www.shift-2005.co.jp/

 

■カメレオンコードの特長

1次元バーコードやQRコードと比べて、新しい規格であるこのカメレオンコード。まだまだ見たことがないという方も多いのではないかと思います。では、カメレオンコードはどのような特長があるのでしょうか。

〔特長1〕 カメラで撮影することで読み取りが可能

* スマートフォンのカメラ、Webカメラ、監視カメラなどで認識をすることができます。また、画面の片隅に小さくカメレオンコードが映っているだけでも認証可能。QRコードは図形をカメラ画面の80%の大きさで写す必要があるのですが、カメレオンコードは、動画であれば画面全体の約2%、静止画像の場合は約0.6%の大きさでコードを写せば認証ができます。

〔特長2〕 高速で複数個認識が可能

* コード1個を0.3秒以内という速さで認識します。認識範囲に複数個のカメレオンコードがある場合も同時に認識可能。これまで、一つ一つの物品を目視やバーコードで確認していた棚卸業務などの手間を大幅に省けます。

〔特長3〕 カラープリンターでカメレオンコードを印刷できる

* RFID(無線ICタグ)のような高額な専用機器は不要。市販されているカラーレーザープリンターやインクジェットプリンターでコードを印刷できるため、コストを抑えた導入が可能。特別な書出機器(ライタ)を使わない導入の容易さがカメレオンコードのメリットです。

〔特長4〕 離れた場所から認識できる

* QRコードと比較すると、約50倍の距離から認識できます。
接写せずにコード認識ができることもカメレオンコードの利点。

〔特長5〕 絵や文字もコードにできる

* 絵や文字が入ったデザイン性の高いバーコードも製作可能。
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カメレオンコード サンプル

 

■Convi.BASEのカメレオンコード対応オプションで出来ること

それでは、このような特長を持つカメレオンコードを資産物品管理で使うとどのように便利になるのでしょうか。
弊社で提供している資産物品管理システム「コンビベース」では、棚卸しの機能として【カメレオンコード対応オプション】をご用意しております。

  • read_imageカメレオンコード付きの物品管理ラベルを出力できます
  • iPhone、iPadといったiOS端末での棚卸しができます
  • 棚卸し結果 / 棚卸し未実施物品の一覧を確認することができます

 

アプリをApp Storeからダウンロードしていただくことで、お手持ちのiOS端末での棚卸しが可能になります。棚卸しは「カメレオンコードを探して、iOS端末で読み取る」だけの簡単な作業に変わるので、効率よく棚卸しを実施していただくことができます。

お手持ちのiPhone、iPodを棚卸しに活用してみませんか?

■カメレオンコードの導入事例

〔事例1〕次世代図書館情報システムを導入

町田市立図書館は、NTTデータに次世代図書館情報システムを受託・構築し2015年から提供を開始しています。「蔵書点検システム」と「セルフ予約棚」においてカメレオンコードを採用。本の背にカメレオンコードを印刷したラベルを貼付。これにより、スマートフォンをかざすだけで蔵書の確認作業ができるようになりました。また、棚に備え付けたカメラでカメレオンコードを読み取り、資料の棚位置をシステムに自動的に反映。複数の本を高速に認識できるカメレオンコードによって、司書業務にかかる手間を大幅に削減しているそうです。

 参照リンク : http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2015/030500.html

 

〔事例2〕工場の入退管理をカメレオンコードで

製造業の現場でもカメレオンコードの活用が進んでいます。オリエンタルベーカリー(大阪・泉佐野市)では、業務用パンの製造工場の入退室管理に導入。工場の入り口に監視カメラを設置し、作業用帽子の頭頂部に貼付したバーコードを上から撮影して入退室を管理します。異変があれば自動的にアラーム警告しリアルタイムに記録。異物混入などが起きた際の不審人物の特定にも貢献するそうです。

参照 : テレビ東京 ワールドビジネスサテライト「色で見分ける新技術 カラーコードの可能性」2月25日放送回

 

〔事例3〕カメレオンコードでピックアップ作業を効率化

eコマースへの総合卸・小売業務を行うプリアップは、ピックアップ作業の効率化をカメレオンコードで実施しています。約1万9000アイテムに及ぶ商品と、その注文書にカメレオンコードを貼り付けることで、iPadをかざすだけの効率の良いピックアップ作業を実現。作業員の商品知識が不要になり、ピックアップのミスも削減できたそうです。

 参照リンク : https://book.mynavi.jp/macfan/detail_summary/id=27649

 

〔事例4〕展示物や映像作品などの説明をカメレオンコードで

イタリア・ミラノで開催された「2015年ミラノ国際博覧会」の日本館では、展示物や映像作品など約100種類のコンテンツにカメレオンコードを貼付。コードをスマホアプリで読み取ることで、各展示物の説明を日本語や英語などの言語でスマホ上に表示できるようにしました。会場に多くの来場者が訪れても、離れた場所から読み取り可能なカメレオンコードならば、展示物のコードを安全に認識できます。カメレオンコードのメリットが効果的に生かされた事例です。

 参照リンク : http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/itpro/hansoku/pdf/nis201509_2.pdf

◆◆ さて、いかがでしたでしょうか?
専用機器が一切不要で、低コスト導入が可能なカメレオンコードは、RFID(無線ICタグ)に代わる新たな認識技術としてオフィスや製造現場などで注目を集めています。スマートフォンのカメラで手軽に利用できるので、今後ますます普及の可能性が見込まれます。あなたのオフィスの物品管理にも役立つかもしれませんよ。
このブログが皆様の「モノの管理のヒント」になれば幸いです。

(え)


ネットレックスでは資産物品の管理をスタートするにあたっての「物品調査・現物台帳作成」といったアウトソーシングサービスや、現物台帳を整理した後に管理業務を効率化するための物品管理システム「コンビベース」など、様々なメニューをご用意しています。「モノ」の管理でお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。